家電量販店でぶらぶら店内をみていた時に出会ったのが、marumiの“MC CLOSE-UP+3”!
以前からマクロ撮影に興味があったことと、かなり安売りしていたことが重なり購入決定。
なので、今回は“MC CLOSE-UP+3”を実際に使ってみてレビューしていきたいと思います。
“MC CLOSE-UP+3”簡単概要まとめ
まずは、レビューをする前に“MC CLOSE-UP+3”の概要を簡単に表でまとめてみました。
※使っているレンズの口径が77mmなので、フィルター径も77mmを選んでいます!
名称 | 77mm MCクローズアップ+3 |
---|---|
型名 | 77MMCUMC+3 |
メーカー | マルミ光機/MARUMI |
フィルター径 | 77mm |
形状 | ねじ込み式 |
《取り付け時の変化》
“MC CLOSE-UP+3”をレンズに取り付けた時の違いを比較するための写真です。
左が装着前、右が装着後となっています。
写真を比較してわかる通り、花がアップして撮れているのが分かります。
続いては、フィルターの有無で変わる接写距離について見てみます。(※レンズと被写体の距離を同じにして、ピントをフィルターありの時のままで撮影。)
フィルターありからなしの状態にしたとき、ピントが合っている花が奥へと変わりました。
つまり、フィルターをつけることでこれだけ焦点距離を狭めて撮影ができるということが分かります。
実際に使ってみて…
実際に使ってみて、「ここは良い!」と思うポイントと、「ここはちょっと…」と思うポイントをまとめていきたいと思います。
◎ここは良い!
取り付けるだけで近接撮影ができる
クローズアップレンズだから当然と言っては当然だが、レンズに取り付けるだけで簡単に近接撮影ができるのは強みです。
自分が持っているレンズの口径と合ったフィルターさえ選べば誰でも簡単にマクロ撮影ができるようになります。
持ち運びが楽
マクロ写真だけを撮りにいくのならマクロレンズ一本で持ち運びに何ら問題は出ないのですが、まずそんな人は少ないと思います。
大体の場合は、標準レンズなどのメインレンズとマクロレンズの2本以上を持ち運ぶことになり、とても大変です。
しかしながら“MC CLOSE-UP+3”は、フィルターなので手のひらサイズ持ち運びも超楽です。
誰でもマクロ撮影を始めやすい
マクロレンズでのマクロ撮影となると、費用の関係で始めるのが非常に難しいです。
しかしながら“MC CLOSE-UP+3”は、1500円前後いやそれ以下で買うことができるので、誰でもマクロ撮影を始めやすくなっています。
「ちょっとマクロ撮影してみたいな」という軽い気持ちでも始められるのは、“MC CLOSE-UP+3”の最大のメリットだと思いました。
▲ここはちょっと…
ピントの合う範囲が狭くなる
“MC CLOSE-UP+3”をレンズに取り付けるとピントの合う範囲が狭まります。
その為、広範囲にピントが合った写真は撮ることができません。
また、ピント合わせも難しくなるのも「ここはちょっとな…」と思うポイントの一つとなっています。
その解決策として、「+1」や「+2」のフィルターを買うという方法がありますが、それだと費用がかかってしまいます。
撮影パターンが絞られる
マクロというだけでかなり撮影パターンが減ってしまいます。
それに加えて“MC CLOSE-UP+3”は、ピントの合う範囲も狭くなってしまうので、撮影パターンがかなり絞られてしまいます。
その為、このためだけに買うとなると少し迷ってしまうところはあります。
もっとマクロ感が欲しい
マクロ写真といえば、めしべやおしべ、たねなど普段小さくてまじまじとみることができない部分をアップに撮られているイメージがありますが、それに比べると普段見ているサイズを少し大きく写したくらいでマクロ感が弱い印象を受けました。
個人的には、もっとマクロ感が欲しいというのが率直な意見です。
こんな人に向いている?向いていない?
購入を検討している人のために、“MC CLOSE-UP+3”は「こんな人に向いている」「こんな人には向いていない」という点でまとめていきたいと思います。
判断材料にぜひ参考にしてみてください!
◎向いている人
マクロ撮影を気軽に始めたい人
「マクロ撮影してみたいな」と思った人で、気軽に始めたいならこの“MC CLOSE-UP+3”は非常にオススメです。
1500前後という安さと取り付けるだけで使えるという簡単さ!
ちょっとやってみたいなくらいの軽い気持ちでも“MC CLOSE-UP+3”なら大丈夫です。
レンズ1本だけの人
レンズ1本だけしか持っていなくて、撮影の幅を広げたいという人にはピッタリのフィルターです。
「ここはちょっと…」の項目で撮影パターンが絞られると書きましたが、それは“MC CLOSE-UP+3”だけを使った時の話…
今まで使っていたレンズのプラスαとして着け外しして使う分にはとても良いアイテムだと思います!
▲向いていない人
マクロを本格的に撮りたい人
花のめしべやおしべ、種、花びらだけなど皆さんがイメージしている本格的なマクロ撮影をしたいと思っている人にとっては“MC CLOSE-UP+3”は、物足りなさを感じると思いますのであまり向いていないかもしれません。
そういった人たちには、マクロレンズを買うか接写リングを買うことをオススメします。
ピント合わせが苦手な人
“MC CLOSE-UP+3”の特性上、普段使っているレンズよりピントの範囲が狭くなってしまいます。
その為、ピント合わせがよりシビアになります。
なので、ピント合わせが苦手な人にとってはちょっと向いていないかもしれません。
まとめ
ここまで、“MC CLOSE-UP+3”のレビューを行なってきました。
“MC CLOSE-UP+3”は…
安くて手軽にマクロ撮影ができるフィルターです。
少し「マクロ撮影やってみたいな」と思っている人や「レンズ1本しか持っていないが撮影の幅をふわしたい」そんな人たちにはピッタリのアイテムだと思います。
※もし興味が持って購入する際は、自分の持っているレンズの口径をしっかり確認して、その口径に合ったフィルター径のものを購入するようにしてください!
これからも、 “MC CLOSE-UP+3”を使ってたくさん写真を撮っていきたいと思っています。
また、こちらのブログでは随時カメラ関連のアイテムのレビューを行なっていきますので今後ともチェックしてみてください!
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