自然の風景の魅力は…
透き通る青色の空!
癒しと和みを感じる緑の木々!
色鮮やかな花々!
夕日で真っ赤に照らされた海!…など
自然が生み出す色が大きいと考えています。
その自然の魅力である色を、写真として残すのはとても難しいです。
それを可能にしてくれるアイテムというのが、PLフィルターです。
今回は、そんなPLフィルターの中からKenkoの“ZX C-PL”を実際に使ってレビューしていきたいと思います。
ZX C-PL 簡単概要まとめ
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/94af43f230ee4c196970c69a20e7e30d.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
まずは、レビューをする前にZX C-PLの概要を簡単に表でまとめてみました。
ブランド | ケンコー(Kenko) |
---|---|
素材 | ガラス |
コーティング | 撥水・撥油コーティング |
効果 | 偏光 |
実際に使ってみた…
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/72f243eb5bf8d856ccabd1ad94bc08dd.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
実際に使ってみて、「ここは良い!」と思うポイントと、「ここはちょっと…」と思うポイントをまとめていきます。
◎ここは良い!
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レンズにつけるだけで自然の色を引き出せる
PLフィルターなので反射を抑えて色を引き出せるのは当然なのですが、ZX C-PLは比較的その効果を強く感じます。(※何枚か他社のPLフィルターを使った経験から)
また、レンズにつけるだけでその効果を得られるというのは、最大のポイントだと思います。
空や海の青、山々や葉っぱなどの緑、色とりどりの花々などの色を引き出してくれるので、自然撮影には必須と言っても過言ではないアイテムとなっています。
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/5d4afd2a60c912ccc2a4bbc8c99065b2-1.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/b3c3084a81e114d0364c07f8dded486d.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
水辺撮影で水中までうつすことができる
水面の反射を抑えて水中をうつすことができるのもPLフィルターの効果です。
その効果もZX C-PLでは、強く実感することができます。
川や池、透き通る湖や海などで、水中の魚を陸からうつしたいときに最も効果的です。
また、水面の反射が強すぎる場面で抑えたい時にもかなり使えます。
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![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/611211daa647e02ed3c9f013237afbb2.jpg?resize=800%2C450&ssl=1)
比較的暗くなりにくい
PLフィルターはどうしても暗くなりがちです。
特に、露出の設定をミスしてしまうと、真っ暗で使いものにならない写真になってしまうこともありました。(※他社のフィルター時にそれを実感)
しかしながらZX C-PLの場合は、ちょっとは暗くなりますが、ある程度露出ミスをしても使いものにならない写真にはなりません。
この比較的暗くなりにくい点は、とても使いやすいポイントだと感じました。
▲ここはちょっと…
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露出設定に失敗すると周辺減光が起こる
PLフィルターの特徴として、露出設定に失敗すると写真の隅が暗くなる周辺減光が起こります。
これは、ZX C-PLでも起こります。
そのため、写真を撮った後にしっかりとモニターで確認することをオススメします。
仮に確認しないままだと、四隅をトリミングするか、周辺をあえて暗くした写真にするかになってしまうので…
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/d3726e899f6c8d47956abb2edbec41fa.jpg?resize=400%2C225&ssl=1)
フィルターを重ねると取り外しが難しい
あまりやっている人は少ないかもしれませんが、私の場合保護フィルターの上からPLフィルターを取り付けています。
そのため、PLフィルターだけを外すとき、一緒に保護フィルターがくっついてきてしまいます。(※PLフィルターは二重構造になっており、さらに外しにくさ倍増)
また、その後フィルター同士が外せなくなって少し焦ったことが何度かありました。
本来は、保護フィルターを外して使えば何の問題もないのですが、スピーディーに撮影したいときにどうしても保護フィルターをつけたままPLフィルターをつけて撮影してしまいます。
この時は、ちょっと困りますね…
こんな人に向いている?向いていない?
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ZX C-PLの購入を検討している人のために、「こんな人に向いている」「こんな人には向いていない」という点でまとめていきたいと思います。
判断材料にぜひ参考にしてみてください!
◎向いている人
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/fcd0d557012fe5d40c059e1625c7cc8f.jpg?resize=600%2C338&ssl=1)
自然の撮影をしている人
自然の色を引き出せる点や水面の反射を抑える点は、自然撮影においてかなり必要な要素です。
そのため、自然撮影をしている人にはかなり向いています。
その中でも、自然撮影がメインですという人に関しては、向いているというより必須と言っても良いアイテムとなっています。
▲向いていない人
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/b14c6237feb9da361ef38bb5fcac2014.jpg?resize=600%2C338&ssl=1)
ポートレートメインの人
どうしても、PLフィルターの特性上“ZX C-PL”でも少し暗くなってしまいます。
そのため、人の顔が暗くなり血色が良くない写真になってしまう可能性があります。
やはり、人の顔の血色の良さはポートレートにおいて絶対ですので、ポートレートをメインに撮っている人にはちょっと向かないかなというアイテムではあります。
まとめ
ここまで、ZX C-PLについて書いてきました。
ZX C-PLは…
![](https://i0.wp.com/friendtree.jp/wp-content/uploads/2022/09/5d0dc2b47aa72c0ee88ccade67b1cc78.jpg?resize=600%2C338&ssl=1)
とにかく、自然撮影している人には持っていてほしいフィルターで、自然をメインに撮っていますという人に限っては必須と言っても過言ではないアイテムとなっています。
ちょっとでも興味が湧いたよっていう方は、チェックしてみてください!
※購入する人は、口径をしっかりと確認して自分のレンズに合ったものを選ぶようにして下さい!
これからもどんどんレビューしていきますので、随時チェックしてみて下さい!
また、SNSの投稿にも力を入れていますので、良かったらイイね・フォローよろしくお願いします。
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