カメラ初心者が疎かにしがちなのが、カメラのクリーニングです。
外中問わず、カメラを使えばホコリやゴミが溜まっているのが現実です。
仮にカメラのクリーニングを怠れば、写真にゴミやホコリが入り作品を台無しにしてしまったり、終いにはカビが生えて使えなくなる場合もあります。
そうならないためにも、カメラのクリーニングは必ずやるようにしましょう!
今回は、初心者のためにカメラのクリーニング手順を紹介したいと思います。
手順をしっかり覚えて、カメラの手入れをする様にしましょう。
目次
- ◇初心者必見!カメラのクリーニング手順
- ▼【カメラボディ①】ブロワーでホコリやゴミを落とす!
- ▼【カメラボディ②】ブラシでホコリやゴミをはらう!
- ▼【カメラボディ③】もう一度ブロワーで
- ▼【カメラボディ④】グリップ汚れが気になる方は、水で濡らしたタオルをしっかりと絞って拭きます)
- ▼【カメラボディ⑤】ボタン部分は、アルコールをつけた綿棒で掃除!
- ▼【カメラボディ⑥】液晶部分もまずはブロワー
- ▼【カメラボディ⑦】ウェットタイプのクリーニングペーパーで優しく拭く
- ▼【カメラボディ⑧】ブロワーでもう一度!
- ▼【カメラボディ⑨】ボディのキャップを綺麗に
- ▼【カメラボディ⑩】撮像素子は、マウント部分だけ清掃!
- ▼《レンズ❶》外側をブロワーでホコリやゴミをとばす!
- ▼《レンズ❷》ブラシで外側のホコリやゴミをはらう!
- ▼《レンズ❸》細かい部分は綿棒で汚れをとる!
- ▼《レンズ❹》忘れがちなキャップやフードを掃除!
- ▼《レンズ❺》レンズ前玉をブロワーで!
- ▼《レンズ❻》ウェットタイプのクリーニングペーパー又は液体クリーナーをつけたクリーニングペーパーで拭く!
- ▼《レンズ❽》マウント部分を乾いた綿棒で!
- ◇クリーニングする際の注意点
- ◇まとめ
- ◇初心者必見!カメラのクリーニング手順
- ▼【カメラボディ①】ブロワーでホコリやゴミを落とす!
- ▼【カメラボディ②】ブラシでホコリやゴミをはらう!
- ▼【カメラボディ③】もう一度ブロワーで
- ▼【カメラボディ④】グリップ汚れが気になる方は、水で濡らしたタオルをしっかりと絞って拭きます)
- ▼【カメラボディ⑤】ボタン部分は、アルコールをつけた綿棒で掃除!
- ▼【カメラボディ⑥】液晶部分もまずはブロワー
- ▼【カメラボディ⑦】ウェットタイプのクリーニングペーパーで優しく拭く
- ▼【カメラボディ⑧】ブロワーでもう一度!
- ▼【カメラボディ⑨】ボディのキャップを綺麗に
- ▼【カメラボディ⑩】撮像素子は、マウント部分だけ清掃!
- ▼《レンズ❶》外側をブロワーでホコリやゴミをとばす!
- ▼《レンズ❷》ブラシで外側のホコリやゴミをはらう!
- ▼《レンズ❸》細かい部分は綿棒で汚れをとる!
- ▼《レンズ❹》忘れがちなキャップやフードを掃除!
- ▼《レンズ❺》レンズ前玉をブロワーで!
- ▼《レンズ❻》ウェットタイプのクリーニングペーパー又は液体クリーナーをつけたクリーニングペーパーで拭く!
- ▼《レンズ❽》マウント部分を乾いた綿棒で!
- ◇クリーニングする際の注意点
- ◇まとめ
◇初心者必見!カメラのクリーニング手順
▼【カメラボディ①】ブロワーでホコリやゴミを落とす!

- カメラボディの外側に付いているホコリやゴミをブロワーの風を使って飛ばします。大まかなゴミを落とすことが目的です。
▼【カメラボディ②】ブラシでホコリやゴミをはらう!

- ブロワーでは落としきらなかったホコリやゴミをはらいます。ブラシの毛で隙間などに入ったものを取っていきます。
▼【カメラボディ③】もう一度ブロワーで
- ブラシで浮き出てきたホコリやゴミを風で飛ばします。
▼【カメラボディ④】グリップ汚れが気になる方は、水で濡らしたタオルをしっかりと絞って拭きます)
- グリップは、手で握る部分なので汚れてしまいます。カメラは精密機械なので水拭きする際、しっかりと絞ったタオルで拭きましょう。
▼【カメラボディ⑤】ボタン部分は、アルコールをつけた綿棒で掃除!

- ボタン部分も指で押すので手汗などの汚れが凄いです。綿棒にアルコールをつけて汚れを取りましょう。綿棒を見ると結構汚れを実感できます…
※アルコールをつける際は、ボディに直でかけないこと!
▼【カメラボディ⑥】液晶部分もまずはブロワー

- 液晶も傷つきやすいので、ブロワーでホコリやゴミをしっかりと落とすようにしましょう!
▼【カメラボディ⑦】ウェットタイプのクリーニングペーパーで優しく拭く

- ウェットタイプのクリーニングペーパーで優しく拭いていきましょう。
※この時、汚れが落ちるまでゴシゴシ磨くのはやめて下さい!
- ウェットタイプのクリーニングペーパーでなくてもペーパークリーナーに液体のクリーナーを2、3滴垂らして拭くのもOKです。
※液晶に直接液体クリーナーをつけるのはやめて下さい!故障のもとです。
- 液晶に、もし拭きむらがある場合は乾いたクリーニングペーパーで優しく拭きましょう。
▼【カメラボディ⑧】ブロワーでもう一度!
- クリーニングペーパーは、紙なのでホコリが少し残る場合があります。それをブロワーで飛ばしましょう!
(※液晶の角やファインダーもブロワーでやってから拭くようにしましょう。この時、クリーニングペーパーではなく綿棒で優しく拭いていきます。)


▼【カメラボディ⑨】ボディのキャップを綺麗に

- 結構忘れがちなのが、キャップ系です。せっかくボディを綺麗にしてもキャップを汚れたままつけると意味がありません。ブロワーと綿棒を使って綺麗にしていきましょう。
▼【カメラボディ⑩】撮像素子は、マウント部分だけ清掃!

- マウント部分は、凄い汚れています。
- 乾いたままの綿棒で掃除していきましょう!
※必ず乾いた綿棒で行って下さい!
※電子接点の部分は本当に軽めにして下さい!
※写真では上向きにしていますが、自分でやる際はホコリが入るので撮像素子の方を下向きにして行なって下さい!
- 撮像素子にホコリがある場合は、軽めにブロワーで飛ばす程度にしてください!
- 仮に取れない場合は、専門のお店で見てもらうようにしましょう。
※決して自分でやらないようにして下さい!写真が撮れなくなる場合がありますので。
- 後は、キャップをつけて終了です。
▼《レンズ❶》外側をブロワーでホコリやゴミをとばす!

- カメラボディ同様、外側のホコリやゴミをブロワーでとばします。
▼《レンズ❷》ブラシで外側のホコリやゴミをはらう!

- こちらもカメラボディ同様、外側についたホコリやゴミをはらっていきます。
- その後も、もう一度ブロワーでブラシで浮き出てきたホコリやゴミをとばします。
- 汚れがある場合は、クリーニングクロスなどで拭くことをおすすめします。
▼《レンズ❸》細かい部分は綿棒で汚れをとる!

- フォーカスリングなどは、細かい部分にホコリやゴミ、汚れがありますので綿棒を使って掃除していきます。地道に一つ一つやっていきましょう!
※この時の綿棒には、アルコールやクリーナーを含ませた方が良くとれます。
▼《レンズ❹》忘れがちなキャップやフードを掃除!



- ブロワーや綿棒を使ってレンズキャップやレンズフードも掃除しておきましょう!
※ホコリやゴミがついたままだと、せっかく掃除したところが台無しになりますので…
▼《レンズ❺》レンズ前玉をブロワーで!

- レンズの前玉部分は、必ずブロワーをやってから進めていきましょう。レンズについたホコリやゴミが拭く際に擦れて傷になってしまい、写真に写ってしまいます。
▼《レンズ❻》ウェットタイプのクリーニングペーパー又は液体クリーナーをつけたクリーニングペーパーで拭く!

- ウェットタイプのクリーニングペーパー又は、液体クリーナーを含ませたクリーニングペーパーで拭いていきます。
※この時もレンズに液体クリーナーを絶対つけないこと!
レンズを拭く際は↓

- 中心から外にぐるぐるとゆっくり拭いていって下さい。
※拭き残しがあった場合でも、真ん中に戻らないように!
※途中で液体クリーナーがきれても付け足さないように!
- レンズの隅っこは、綿棒で行なっていきましょう。レンズ部分は傷などにつながるのでやらないように注意して下さい…
- 拭きむらがある場合は、乾いたクリーニングペーパーを使って拭いていきましょう。
▼《レンズ❼》後玉部分も同様に!

- レンズの後玉は、あまり汚れませんので頻繁にやる必要はありません。
- 気になった場合だけ、前玉同様ブロワー→ウェットタイプのクリーニングペーパー→乾いたクリーニングペーパーという順にやっていって下さい!
▼《レンズ❽》マウント部分を乾いた綿棒で!

- レンズもカメラボディ同様、マウント部分がとても汚れています。乾いた綿棒を使って掃除していきましょう!
- 電子接点部分は、軽く綿棒で拭いてください。
※絶対に乾いた綿棒で行って下さい!
- 最後に綺麗にしたキャップをつければ終了です。
◇クリーニングする際の注意点
☑︎一度使った綿棒やクリーニングペーパーは絶対に使わない!
一度しか使ってない綿棒やクリーニングペーパーを捨てるのは、勿体ないので何度も使いたい!という気持ちも分からなくないですが…
一度使うと汚れが目に見えない場合でも、必ず汚れやホコリがついています。
その汚れがまたボディやレンズの汚れにつながり、ホコリやゴミが傷につながるので、ケチらずに一度使ったら捨てるようにしましょう!
☑︎レンズ、撮像素子周辺をやる際は下に向ける!
レンズ、撮像素子を上に向けたまま掃除をするとホコリが入ってしまいます。
そのため、掃除をする際は、下向き又はやりにくい場合は横向きでやるようにしましょう!
ボディをやっている間のレンズ又はレンズやっている間のボディは、キャップをするかクロスをかけるかして、ホコリからカバーしましょう。
☑︎レンズや液晶を掃除する際は、クリーニングクロスでなくクリーニングペーパーが良い!
クリーニングクロスでレンズや液晶を拭いている人も多いことだと思います。クリーニングクロスは頻繁に持ち歩く物なので汚れやホコリがついた状態の場合が多いです。
毎回、新品のクリーニングペーパーの方がホコリや汚れがないので、ホコリによる傷や汚れうつしのリスクが少くなくなります。
クリーニングクロスを使いたい場合は、毎回洗うことをオススメします。
☑︎液体クリーナーは絶対に直でつけない!
上の手順のところでも述べていますが、液体クリーナーやアルコールは直接ボディやレンズにつけるのではなく、綿棒やペーパーにつけてから使って下さい!
カメラは、精密機械なので故障につながる原因となりますので、絶対にやめましょう。
☑︎撮像素子は自分で絶対にやらない!
初心者の場合は、絶対に自分で撮像素子のクリーニングをしないようにして下さい。
撮像素子は、カメラとって命であり、凄く繊細な部分となっています。
そのため、すぐに故障につながり写真が撮れなくなってしまいます。
汚れやホコリが目立つのであれば、量販店や専門の業者に頼むようにして下さい!
◇まとめ
カメラのクリーニングは、意外と簡単だと感じたことでしょう!
故障につながるので注意点をしっかりと守りつつカメラを綺麗にして、これからも良い写真を撮っていって欲しいと思います。
お金に余裕があるのであれば、クリーニング全てを量販店や専門業者に頼むのも良いかもしれません。
やはり、カメラが綺麗だと気持ちも高まり、良い写真が撮れるようになるので…
これからも、初心者の方向けに色々と投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いします。