カメラ初心者が知っておきたい3つの数値

 カメラを始めたばかりという方やカメラのオート機能でばかり撮っている方、今からカメラを始めようという方、写真は好きだけどカメラはちょっとという方には是非読んでいただきたいと思っています。

 今回は、カメラでよく見る3つの数字の意味を解説したいと思います。

 カメラ始めたばかりの方は、一歩ステップアップした写真に!

 カメラのオート機能でばかり撮っている方は、自分通りの明るさの写真に!

 今からカメラを始めようとしている方は、もっとカメラをやりたく!

 カメラ自体に抵抗ある方は、思ったより簡単と感じると思うにで、まずは気軽に読んでいただきたいです。

◇カメラ初心者が知っておきたい3つの数値

※SONY α7IIIの表記

 写真の良し悪しは、ほぼ明るさで決まると言っても過言ではありません!

 その重要な明るさは、シャッタースピード(シャッター速度)、絞り、ISO感度の3つの数値で調節します。

  • シャッタースピード(シャッター速度)…カメラのシャッターが開いて光が入っている間の時間を調整します。
  • 絞り…レンズに入る光の量を穴の大きさで調節しています。その光の量を数値化したものがF値です。
  • ISO感度…光の感度を数値化したものです。

 この3つの数値さえマスターすれば、あとはセンスだけです!

 この後、ひとつひとつ初心者にも分かるよう簡易に説明していきたいと思います。

◇シャッタースピード(シャッター速度)

 カメラで写真を撮る時、シャッターが開き外の光がレンズを通りカメラ内に入って映像となります。

 そのシャッターの開いている時間を変え、明るさの調整ができるのがシャッタースピードです。

 シャッタースピードは速い遅いで表現されます。

 シャッタースピードが速いとカメラ内に入ってくる光の量が少なくなるので写真が暗くなります。

 シャッタースピードが遅いとカメラ内に入ってくる光の量が多くななるので写真が明るくなります。

シャッタースピードは、[8,4,2,1,1/2,1/4,1/8,1/15,1/30,1/60,1/125,1/250,1/500]…というように数値で表現されます。

 カメラ上では、分子がない分母だけの数字で表記している機種もあります。

 例えば、1/125だと125、4だと4”などと表記されています。

◆シャッタースピードの違いで分かる明暗差

↓※変化が分かりやすいように絞りとISO感度は同じにしています。

シャッタースピード1/80
シャッタースピード1/125
シャッタースピード1/200

 シャッタースピードは、明るさだけを調整するのでなく、動いているものをピタリと止めて撮りたい時や逆に動きを表現したいときにも使われます。

 ピタリと止めたいときは、シャッタースピードを早くします。

 つまり、1/250や1/500の方にしていけば良いです。

 下の写真を見てもらうとビーズが止まっているように見えると思います。

 今回は、動きが分かりやすいように上からビーズを落として、その瞬間をカメラにおさめました。

 動いているものの動きを表現したいときは、逆にシャッタースピードを遅くしてみましょう。

 そうするとビーズの軌道が見え、動きが表現されていることが下の写真でわかると思います。

 このように、シャッタースピードは明るさの調整被写体(撮るもの)の動きを表現するときに使われます。

◇絞り(F値)

 レンズに入ってくる光を穴の大きさで調整することを絞りといい、光の量を数値化したものがF値といいます。

 絞り(F値)を調整する時、開ける(開放する)絞るという言い方をします。

 絞りを開けるときは、穴が大きくなるので光の入る量が増え写真が明るくなります。

※分かりにくいことに数字が小さくなっていくことを開けると言います

 絞りを絞ると穴が小さくなるので光の入る量が減り写真が暗くなります。

※数字は大きくなっていくことを絞ると言います

 絞りは、[F1.4,F2,F2.8,F4,F5.6,F8,F11,F16,F22,F32]と表記されます。

絞りの変化で分かる明暗差

↓※変化が分かりやすいようにシャッタースピードとISO感度は同じにしています。

F5
F6.3
F8

 絞りは、風景などで全てピントがあった状態を表現する時、又は撮りたいものだけにピントを合わせて周りをボカす時などの表現をしたいときに使われます。

 全てピントが合った状態を表現したい時は、絞りを絞ります

 つまり、F32に近づけていきます。下の写真のように手前の花と背景の青空がほぼほぼピントが合っていのがわかると思います。

 ボケを表現したい時、絞りを開け、F1.4の方向に近づけていきます。

 下の写真を見てみましょう。花のピントはしっかり合い、背景がボケているのが分かると思います。

 被写体(撮りたいもの)を主張したいときに絞りを開けて背景をボカして表現することが多いです。

 このように絞りは、明るさの調整に加えボケ感の調整を行います。

◇ISO感度

 光を感知する感度の値です。

 値が大きくすればするほど感度が上がり、明るく撮ることができます。

 感度が上がるということは、少ない光をも感知するようになるので夜景撮影などの暗い場所の撮影を可能にしてくれます。

 しかし、感度を上げすぎると写真のノイズが多くなってしまいます。

 反対に言えば、ISO感度の数値が低いほど、よりクリーンでシャープな写真になります

 ISO感度は、[50,100,200,400,800,1600,3200,6400,12800,25600]…と表記されます。

ISO感度の違いから分かる明暗差

↓※変化がわかりやすいようにシャッタースピードと絞りは同じにしてあります。

ISO400
ISO600
ISO1000

 ISO感度を上げすぎた時のザラザラ感を見てもらいたいので、造花のバラを使って撮影してみました。

 下の写真を見てください。

 バラの花びらを見てもらうと、ザラザラ感がわかりやすいと思います。

 ここから分かる通り、なるべくISO感度を低くしてクリアな写真を撮りたいところですね。

 ISO感度を上げるときは、シャッタースピードと絞りで明るさの調整が不可能な時にしましょう。

 夜景などの暗い撮影でない限り明るさの調整は、シャッタースピードと絞りでしましょう。

◇まとめ

 これらの3つの数値を調節して写真の明るさを決めています。

 そのため、シャッタースピード絞りISO感度さえ理解すればある程度良い写真は撮れます。

 カメラのオート機能では、自分が思う明るさに調節できません…

 この3つの調整で自分の思う明るさの写真にしてみましょう。

 こうすることで、初心者から卒業できることでしょう。

 カメラは、「難しそうだからちょっと」という方は、この3つさえ分かれば「何だ簡単じゃん」と感じるようになり、カメラが好きになること間違いなしです。

 皆さんも一度、毛嫌いせず少しだけ覚えてみましょう!

 読んでくれてありがとうございました。

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