恐ろしい名ではあるが温泉地の歴史が詰まったスポット“殺生石”

殺生石と聞き、何も知らない人からしたら恐ろしい名に聞こえると思います。

しかし殺生石は、温泉地の那須の歴史が詰まったスポットとなっています。

観光スポットの多い那須のスポットに行く途中でぷらっと寄れる場所なので是非紹介したいと思ったので、今回この内容にしています。

殺生石という場所は、どんな場所なのか?見所は?という点にフォーカスをあて進めていきます。

恐ろしい名ではあるが温泉地の歴史が詰まったスポット“殺生石”

殺生石という場所とは?

殺生石とは、栃木県の那須高原にある一面に岩石が転がっている風景が広がっている景勝地です。「九尾の狐」の伝説が残る史跡となっており、硫黄の匂いが立ち込めているのが特徴的です。実際、結構凄い硫黄の匂いで車で行った際は、窓を開けないことをオススメします。殺生石は、那須の観光地や那須湯本温泉から近いので温泉街に泊まった方の立ち寄りスポットとして人気を馳せています。

殺生石の「九尾の狐」伝説とは、中国の美女“玉藻の前“が化身化し九尾の狐となって日本に移ってきたそうです。九尾の狐は、日本で悪さを続けていたので退治されました。退治された九尾の狐は、毒石へと姿を変えてまで毒を放ち近く人や獣を殺し続けました。これを聞いた泉渓寺の源翁和尚が毒石に大乗経をあげることによって一筋の白煙と玉藻の前の姿が現れるとともに石が三つに割れて飛び散ったとされています。その一つが那須のこの地に残ったとされています。

殺生石の由来は、上で述べた伝説のように人や獣を殺す石だったことからついたそうです。

殺生石について

日時

  • 年中無休(いつでも入ることができます)

住所

  • 栃木県那須郡那須町大字湯本182

アクセス

  • 車 → 那須ICから約30分
  • 公共交通機関 → 那須塩原駅西口か黒磯駅西口から東野バス「那須ロープウェイ」行き「那須湯本」下車で徒歩3分

殺生石ポイント箇所

殺生石というスポットには、いくつかポイントとなる箇所があるので紹介していきます。

湯川の上にかかる橋

まずは、こちら!

湯川の上にかかっている橋で、駐車場から行く際の殺生石への入り口となっています。

湯川は、栃木県日光市の奥日光地域を流れる川で中禅寺湖の水源の一つとなっています。

木で造られた橋が、那須湯本温泉地の歴史の入り口のようにも感じます。

盲蛇石(めくらへびいし)

盲蛇石とは、殺生石に行くまでの道中にある大きな石です。

こちらの盲蛇石の由来は…

昔、五左衛門という場守が冬に盲目の蛇に出会い小さな小屋を作ってあげ、翌年の春に蛇の姿のかわりに湯の花がキラキラと輝いていたという不思議な出来事から優しい五左衛門と蛇への感謝を蛇の鎌首に似た大きな石に“盲蛇石”と名付けて後世に伝えられたとされています。

実際見てみると他とは少し違う雰囲気を感じさせてくれる大きな石でした。

湯の花の採取場跡

湯の花の採取場跡は、盲蛇石で述べた蛇の作った湯の花を習い、湯の花を作った場所の跡です。

湯の花は、もぐらよけ、林業の毒虫よけ、ガラス研磨、火薬、かんぴょうの漂白、漬物の味調整、治療薬などと幅広く活躍する原料で現在は入浴剤として主に用いられています。

一見、藁や枝を寄せ集め並べただけのように見えるので、ここで湯の花を作っていたとされているので驚きです。

教傳地蔵

生まれながらにして悪童の小坊主“教傳”が那須温泉に行った際、母に作ってもらった朝食を蹴飛ばしたことで天罰を受け、殺生石の場で火炎熱湯の噴き出しによって命を落としました。その後、湯本温泉の有志が地蔵を建て供養したものとされています。

殺生石のところまで行く途中で、かなりの存在感を放っている地蔵でした。ちょっと雰囲気が違う感じもありました。

千体地蔵

昭和50年頃に那須湯本の旅館組合の人たちが教傳地蔵の立て直しの話が上がり、那須町芦野の石工櫛田豊が依頼を受けました。その教傳地蔵の修復を行った後に2体の小地蔵を寄進したのが千体地蔵のきっかけとなっています。その後脇地蔵を約800体作り続けたのが現在の状態です。

殺生石の入り口からは石が並んでいるように見えるのですが、徐々に道を進んでいくと細かく彫られた地蔵がズラーと並ぶ様子が見えてきます。なかなか、地蔵が大量に並んでいる様子を見ることができないので結構衝撃を受けると思います。

休憩所

メインの場所までは、少し歩きます。その道の中間地点に休憩所があるので助かります。なかなか綺麗な造りと広さなのでゆっくり休めると思います。しかし、硫黄の匂いが凄いので長居は個人的にオススメできません…

殺生石と松尾芭蕉

松尾芭蕉の書いた奥の細道でも殺生石について記されているのが残っています。

その中で、記された句が石に刻まれて立っています。

意外なところに意外な人物との関係あり!なかなか面白いものです。

左側の写真は、「飛ぶものは 雲ばかりなり 石の上」と刻まれた石碑。

右側の写真は、「石の香や 夏草赤く 露あつし」と刻まれた石碑です。

殺生石のおすすめview

個人的におすすめする殺生石の景色があるので紹介したいと思います。

下から上に向けて全体を撮った景色

殺生石を見に行ったらこの景色は、まず撮りましょう!

the 殺生石」といえる景色と言えるでしょう。

まず、入り口からはいって木で整えられた道に乗った時すぐに広がる景色となっています。ゴツゴツと転がっている石の広がる地面とそれを囲む山、青々しい空が相まって素晴らしい景色を作り出しています。ここでは、広角レンズで広大さと全体の景観を撮ることをオススメします。

上から下に向けて撮った景色

上まで登ったら、振り返って下を見た時にパシャりと撮ってみましょう!

通ってきた道が流れる川のようにクネクネと流れて、那須の町に流れていくような景色となっています。凄く遠くまで繋がっているように見える景色がどこまでも続くような広大さを感じることができると思います。

山がV字になっているのでVの真ん中を写真の真ん中になるべく持ってくるのがポイントとなっています。是非ともやってみてください!

ちょっとした個人的エピソード

実は殺生石の場所には、那須高原展望台につながっている道があります。

恋人の聖地ともいわれているので、「よし!行ってみよう」と思い那須高原展望台に行くことにしました。

その道中の写真が上の二枚となっています。

結構険しい道が続き、1/3のところまで辿りつきました。

道の雰囲気が変わり、真っ直ぐ続く土の道になったので一休して進むことにしました。

その道を進んだ時に、なんとアクシデントが起こりました!

なんと、滑って転びカメラと自分が泥だらけになってしまったのです。

なぜ滑ったのかというと、前日の雪で道がぬかるみ、泥がツルツル状態になっていたのです。

泥々になったカメラと自分を見てテンションがた下がり、登るのを断念しました。

展望台をお届けできなかったことは残念に思いますが、カメラを早急に綺麗にしないと壊れると考えたので致し方無かった結果だったと思います。

カメラは、何とか無事でホッとしました。

皆さんは、カメラを持ってぬかるんだ山道は登らないようにしましょう!

ちなみに、泥だらけの姿で下山して車に行くところは凄く恥ずかしかったです。

まとめ

殺生石は、那須の観光スポットに行く途中にあるスポットとなっていて無料なので、ちょこっと寄って見るだけ寄ってみてください!

岩が転がっている景観と硫黄の匂いで、全身を使って殺生石を楽しんでみてください。

松尾芭蕉が好きな方は、奥の細道での旅の途中に立ち寄ったとされているので、芭蕉との関係性を調べてみるのも楽しいかもしれません。

これからも旅のブログは、どんどん更新していきたいと考えています。中でも、無料でかつ撮影スポット的な場所は特に力を入れて投稿したいと思いますので楽しみにしていてください。

ありがとうございました…

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