歩く島根の世界遺産『石見銀山』の魅力はここにある

 『石見銀山』という場所は、歴史の教科書によく載っているスポットですが、行ったことがある人はそれほど多くないのではないでしょうか?

 今回は、実際に『石見銀山』に行ってみて見つけた魅力や見どころをご紹介していきます。

◇歩く島根の世界遺産『石見銀山』の魅力はここにある

 『石見銀山』は、石見銀山遺跡と大森町の文化的景観をまとめたもので、ほぼ町全体が世界遺産に指定された観光スポットとなっています。

 そんな石見銀山魅力見どころギュッと大きく三つにまとめてみました。

◆石見銀山のメイン“龍源寺間歩(りゅうげんじまぶ)”

 石見銀山のメインスポットといえば、世界遺産石見銀山遺跡の“龍源寺間歩”です。

 「間歩」というのは、銀を採掘した坑道のことを言います。

 この“龍源寺間歩”は、1715年に開発された坑道で、長さが約600mほどあります。

 この写真が、“龍源寺間歩”の入口となっています。

※少し話がズレるのですが、駐車場からこの龍源寺間歩までの距離かかなり遠いのでレンタル自転車を借りることをお勧めします。なぜなら歩いてここまで行ったのですが、行くだけでかなり疲れました(帰りの道もあることをお忘れなく)。疲れた状態で見る龍源寺間歩は、落ち着いてゆっくり見ることができないので…レンタル自転車については、下に詳細を載せておきますので、そちらからどうぞ!

 では、さっそく中に入っていきましょう!(※入場料あります)

 入口はこんな感じです!

 苔や緑に囲まれた木材で作られた入口は、異様な雰囲気と不思議な感覚を体感できます。

 「アニメや漫画で出てきそうな場所だな」と思いました。

 入口を潜ると、黄色や白のライトに照らされた薄暗い洞窟が続いています。

 高さが少し低いので、屈んで進まなくてはいけません…(身長170㎝)

 多分、背が高い人はかなり大変な姿勢で進まねくてはいけないかも知れませんね…

 振り向くとこんな感じ!

 中は薄暗く不安な気持ちになりましたが、振り向いて入り口から見える外の光景を見ると少し安心しました。

 また、中の黄色いライトに照らされた洞窟と外の緑のコントラストが綺麗だと感じました…結構この写真は気に入っています。

 ズンズン進んでいくと、左右に少し掘られた跡が見えてきます。

 これらは“ひおい坑”と呼ばれ、固まっている鉱脈を追って掘り進んだ小さな坑道です。

 “龍源寺間歩”を進んでいくにあたり、左右にあるこの“ひおい坑”などを見て「昔の人の凄さ」や「銀はこのように採掘されていた」というもの直に感じて欲しいです。

 さらに進んでいくと、鉄鋼で補強された部分なども見られます。

 高さや幅、形などの坑道の変化を楽しんでみてください!

 ちなみに、もう一つ進行方向左側に“ひおい坑”よりも大きく掘られている部分があります。

 それが“竪坑”と呼ばれ、垂直に掘られた坑道です。

 ここでは、溜まった水を下に排水するために掘られたとされています。

 “竪坑”を見た後は、洞窟が続きます。

 他のところより暗く足元が見えにくい部分などもありますのでご注意ください!

 あと、コウモリが飛び回っていて、向かってくる可能性もありますので気をつけて下さい!

 私の前を歩いていた人は、「ギャー」と悲鳴をあげながら動けなくなってしまいました…立ち止まるよりサッと通り抜けた方がいいかも知れません。

 進んでいると、突き当たりにぶつかります。

 そこから、左を見ると…

 このような、手すり付きの上り坂が見えてきます。

 今までの道とは違い、ここからは“新坑道”となっておりしっかりと整備されています。

 なんか、心霊スポットでよく見るトンネルみたい…

 坂を登り終えると、右側に電照板がズラリと並ぶ道になります。

 これらの電照板は「石見銀山絵巻二巻」の上巻15枚を載せたもので、内容が江戸時代の後期に描かれた銀山内の様子や風俗が載っています…とても貴重な巻物となっています。

 最後は、この電照板で勉強しながら出口に向かいます。

 “龍源寺間歩”をゆっくり歩いても然程時間はかかりませんが、その短い間に感じるものは多くあります。

 後に紹介する“石見銀山世界遺産センター”で歴史を勉強した後に、この坑道を訪れるとさらに学びがあります。

 ぜひ、歴史を軽く学んでからお越しください!

 出口を出てすぐのところにベンチがあります。

 少し休憩…ここからまた長い帰り道が始まりますので…

◆風情ある街並みと景観

 『石見銀山』は、石見銀山遺跡だけが世界遺産に指定された訳ではありません。

 大森町の文化的景観も世界遺産指定されているのです。

 そのため、街の風情あふれる景観にも魅力が詰まっています。

 上の写真を見てください!

 歴史を感じる良い街並みだと思いませんか?

 歩いているだけでもテンションが上がる、そんな道が続いています。

 こんな可愛い出会いもあるかも知れません…

 猫とこの街の雰囲気がとてもマッチしています。

 それだけでは、ありません!

 “龍源寺間歩”までの道中に、昔ながらの建物やお寺がいくつかあります。

 普段見ている建物とは見た目も構造も違っており、過去にタイムスリップしたかのような感覚になります。

 また、個人的には公園や休憩所にも情緒があり魅力的だと思いました。

 日頃とは違う景観に行くのは、リフレッシュに繋がっていいですね!

 写真好きな人にも、「撮りたい」と思えるところが多いのでお勧めします。

 さらに、行った時期が秋だったため、紅葉も綺麗でした!

 自然の四季も一緒に楽しめるところも良いですね。

◆石見銀山の歴史を知る

 世界遺産に歴史あり!

 『石見銀山』は、歴史の教科書にも出てくるほど重要なスポットです。

 何も知らずに行くよりも少しでも知識を入れてから行く方が、何倍も楽しく・何倍も学びがあります。

 個人的には、石見銀山遺跡の現場に行く前に歴史を学んで行ってみて欲しいと思う…

 そこで紹介するのが…“石見銀山世界遺産センター”

 この“石見銀山世界遺産センター”では、出土遺物や模型などが展示されており石見銀山の歴史と鉱山技術について学ぶことができます。(※展示室は有料)

 また、インフォメーションの人に尋ねると石見銀山の観光案内までしてもらえます。

 ここで、一度『石見銀山』の歴史についておさらいして“龍源寺間歩”に行くと伝わる凄さの度合いが全然変わってきます。

…とその前に

 少し頭を使ったところで、頭の休憩をしましょう!

 石見銀山世界遺産センターを出て右手に長い階段がある場所があります。

 ちょっと、その階段を登ってみましょう…

 頂上はこんな感じです!

 奥に道があったのですが、メインの石見銀山遺跡に行く前だったので奥にはいきませんでした…

 ここからの景色が…

 ジャーン

 頭が疲れたところで、ピッタリの休憩スポットですね…

 頭が疲れてない人は、そのまま石見銀山遺跡のもとへ移動しましょう!

◇石見銀山の基本情報

 『石見銀山』は、2007年7月2日に銀山を採掘していた坑道跡の遺跡と龍源寺間歩につながる大森町の文化的景観によって世界遺産に登録された島根県が誇る観光スポットです。歩く世界遺産としてかなり珍しく、別名『大森銀山』とも呼ばれています。529ha(東京ディズニーランド11個分)の広大な広さをほこっています。戦国時代の後期〜江戸時代の前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山です。現在は、銀や銅の枯渇とともに閉山しています。

【龍源寺間歩】

  • 住所〉島根県大田市大森町
  • 〈見学時間〉9時〜17時(冬:9時〜16時)※入場は10分前までとなっています。
  • 〈入場料〉大人410円/小・中学生210円

※詳しくは、下に貼っている公式のホームページをご覧ください!

【石見銀山世界遺産センター】

  • 住所〉島根県大田市大森町イ1597-3
  • 開館時間〉8時半〜17時半
  • 展示室観覧時間〉9時〜17時 ※最終受付は、16時半までとなっています。
  • 休館日〉毎月最終火曜日・年末年始
  • 展示室料金〉大人310円/小・中学生150円

※詳しくは、下に貼っている公式のホームページをご覧ください!

《レンタル自転車》

【レンタサイクル河村】

  • 住所〉島根県大田市大森町ハ48-1
  • 営業時間〉8時〜17時
  • 休日〉年中無休 ※雨天の場合休業あり
  • 料金〉(電動)2時間700円 延長30分200円/(普通)3時間500円 延長30分100円
  • お問い合わせ〉0854-89-0633

※詳しくは、下に貼っている公式のホームページをご覧ください!

【貸自転車弥七】

  • 住所〉島根県大田市大森町イ780-1
  • 営業時間〉8時半〜17時半(最終受付17時まで)冬:8時半〜17時(最終受付16時まで)
  • 休日〉年中無休 ※雨天の場合休業あり
  • 料金〉(電動)2時間700円 延長30分200円/(普通)3時間500円 延長30分100円
  • お問い合わせ〉080-4264-0087

※詳しくは、下に貼っている公式のホームページをご覧ください!

◇まとめ

 『石見銀山』日本が誇る世界遺産の一つでした。

 石見銀山遺跡からは昔の人の凄さをまじまじと実感し、文化的景観からは懐かしさも覚えつつ情緒を体全体で感じることができました。

 近年、火災や地震などの災害で日本の大切な文化遺産が壊れてしまう出来事が幾度とありました。

 日本の歴史や文化を守っていくには、文化遺産を守っていくほかありません…

 私たちができることは、限られていますが…まずは興味を持ち続け忘れないことが大事なのではないかと思っています。

 これからも、歴史や文化を忘れさせないために色々な場所に出向き、発信し続けたいと考えています。

 

石見銀山(島根県西部公式観光サイト)

→ https://www.all-iwami.com/feature/detail_58.html

石見銀山(島根県公式観光情報サイト)

→ https://www.kankou-shimane.com/mag/ginzan

龍源寺間歩(島根県公式観光情報サイト)

→ https://www.kankou-shimane.com/destination/20238

石見銀山世界遺産センター公式サイト

→ https://ginzan.city.ohda.lg.jp

自転車レンタルサイト(おおもり会館公式ホームページ)

→ https://ohomori-ginzan.jp/rentcy/

《撮影機材紹介+関連記事》

・カメラボディ:SONYα7III

https://friendtree.jp/camera/sonya73/

・使用レンズ1:SONY FE 24-105mm F4 G OSS(SONYの標準レンズ)

https://friendtree.jp/camera/sony-sel24105g/

・使用レンズ2:SONY FE50mmF1.8(SONYの単焦点50㎜)

https://friendtree.jp/camera/sony-sel50f18f/

・使用フィルター:Kenko TokinaのZX C-PL(C-PLフィルター)

https://friendtree.jp/camera/cplfilter-zx/

 

Follow me!