いつものようにDAISOでカメラ関連アイテムを探していたところ、“カメラ三脚”が売られているのを発見!
この三脚が、「実際どこまで使えるアイテムなのか?」個人的にとても興味が湧いたのでレビューしてみることにしました。
〈今回のポイント〉
- 雲台が上下左右傾きを調節することができる
- 高さが4段階で調節できる
- カメラ三脚にしてはとにかく安い
- 非常に軽い
- スマホホルダーが付属している
- 軽いボディのカメラやスマホでの撮影時に最適!
- 個人的にはDAISOの三脚にしては使えるアイテム!
目次
◇開封の儀



初めに開封を行っていきたいと思います。
まずは、パッケージからみていきます。
正面は、男女4人が楽しそうに写真撮影をしている写真が大きく載せられています。
側面は、鮮やかな黄緑色の配色で三脚の機能面がわかる写真が載せられています。
とても目をひくような鮮やかな配色とシンプルでありながら機能面をしっかりと説明しているパッケージとなっています。
では、箱を開けていきます…

箱からは袋に入った三脚が出て来ました!
中に細々としたパーツは見られませんでした…
袋を外して、中に入っているものを見てみます。

〈内容物〉
- 三脚本体
- スマホホルダー
それでは、本体をよくみていきたいと思います。

見た目は「三脚!」といった感じで、問題なく使えそうな印象を受けました。
ただ、黒いプラスチック部分とアルミの部分が少し安っぽく感じます。
次は、部分的にみていきましょう!
まずは、雲台部分から…


雲台は、カメラボディを取り付けるためのネジと水準器がついています。
水準器は、水平をとるために結構重要な役割を果たすので、とても良いと感じました!
右の写真は、雲台の調節ネジで雲台の角度(最大90°まで)を変えることができます。

こちらは、雲台の少し下についているネジ写真です。
このネジは、雲台を左右回転して調節できる固定ネジとなっています。
また、雲台にはハンドルがついており、そこで上下の調節も可能です。
雲台は、上下左右角度と変えることができるため、細かくカメラの向きや傾きを調節できるようになっています。
この点は、「DAISOでここまでできるのか!」と驚くほどの良いポイントだと思いました。
続いて、高さを調節する部分を見ていきます。

こちらは、雲台の少し下の首部分を調節する固定ネジとなっています。
このネジをゆるめることで、首の伸び縮みが可能となり高さを調節することができます。
また、脚の部分にも、高さを調節できるパーツがついています。

脚の部分は、このように三段階で高さを変えることができます。
カチッと留め具を外すことで、脚の伸び縮みができます。
それでは、一番低い状態と一番高い状態を見てみましょう…
〈一番低い状態〉

〈一番高い状態〉

こんな感じで、高さの調節が可能となっています。
4段階で高さを調節できるというポイントも、かなり使えるポイントだと思いました。
ちなみに、脚のストッパーはこんな感じになっています。

先端はゴムがついており、滑り止めにはなっています。
しかし、脚がとても細いので安定感という点では少し心配な要素だと思いました。
最後に、付属のスマホホルダーをよくみていきます…
最近は、スマホでの撮影が主流になってきているので、三脚にスマホホルダーが付属しているのはとても嬉しいですね!

形状は、長方形の枠型となっています。
結構簡素な作りだなと感じました…
部分的によくみていきます!



上部分はつまみがついており、つまみを引っ張ることで幅を調節することができます。
下面は、真ん中に三脚の雲台のネジを入れるためのネジ穴が空いています。
また、内側にはスマホを止めるためストッパーと保護のためのクッションがついています。

三脚に取り付けるとこんな感じです…
見た目はすごく簡素的ですが、使ってみると意外と使いやすいと感じました。
スマホ撮影の三脚としてはかなり重宝できそうな気がします。
ここまで開封してきて思ったことは、見た目は少し安っぽさがあるものの、雲台の調節や高さ調節がけっこう細くできるのでDAISOで買える三脚としては優秀だと思いました。
◇メリットとデメリット

続いては、実際に使用して感じたメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
○メリット
◎雲台が上下左右傾きを調節できる
→雲台が上下左右傾きを調節できるということは、カメラの向きや角度、傾きを細かく調節できるということです。そのため、いろいろな場所での撮影やさまざまなアングルでの撮影が可能になります。それが、DAISOの三脚でできるというのは素晴らしいポイントだといえます。
◎高さ調節が4段階で可能
→三脚において高さの調節は、好みの高さで撮りたい時や被写体に適した高さで撮影したいときにかなり重要な要素となっており、それが4段階で調節できるのはとても良い点です。
◎カメラ三脚にしてはとにかく安い
→この三脚はDAISOで550円(税込)で購入することができます。多分、ある程度使える三脚で550円で買えるものはDAISOしかないかもしれません。なので、カメラ三脚にしてはとにかく安いと言っても過言ではありません。
◎非常に軽い
→三脚は安定感を重要視しているため、重たいものが多く持ち運ぶ際にとても邪魔になってしまいます。しかしながら、この三脚は約370gとすごく軽くなっています。そのため、持ち運び時の負担がかなり減ります。
◎付属でスマホホルダーがついている
→スマホで写真を撮ることが多くなっている現代において、スマホホルダーが付属されているのはとても嬉しいポイントだと言えます。
●デメリット
▲重いカメラボディやレンズには不向き
→雲台の上下左右傾きの調節が可能なのはとても良い点なのですが、カメラボディが重かったりレンズが大きいものだと、重さにやられ細かい調節ができなくなってしまいます。一応、注意書きには約2kgまでと書いていますが、それ以下でも重みがあれば細かい調節はできないと思った方が良いかもしれません…
▲安定感に少し不安がある
→軽さに特化しているせいか、脚がとにかく細くなっています。そのため、カメラの安定感がやや心配であると感じました。特に、一眼レフカメラなどの重みのあるものを取り付けた時が安定性に欠けるように思いました。(スマホを取り付けている時は、結構安定している)
▲高さがもの足りない
→高さを4段階調節できるということは素晴らしいのですが、MAXの高さが約105cmと物足りなさを感じました。せめて、170cmくらいは高さが欲しいです…
◇商品概要

- 【商品名】:カメラ三脚4段(Camera Tripod 4 Tier)
- 【販売店舗】:DAISO
- 【サイズ】:〈最小〉高さ 約37cm×幅 約21cm 脚の長さ 約30cm〈最大〉高さ 約105cm×幅 約54cm 脚の長さ 約84cm
- 【重さ】:約370g
- 【材質】:ABS樹脂・アルミニウム
- 【価格】:550円(税込)
◇まとめ
今回は、DAISOの三脚をレビューしてみました。
雲台の上下左右傾きを調節できるという点と高さが4段階で調節できるという点が特徴的な三脚となっており、それがDAISOで550円(税込)で買えるという優れもの商品となっています。
ただ、重みのあるカメラボディやレンズに使う際は、安定性が欠けてしまう点と雲台の調節が細くできなくなってしまいます。
そのため、軽いボディのカメラやスマホで使用するのに適しているといえるでしょう!
個人的な感想としては、DAISOの三脚にしてはなかなか使える三脚だと思いました…興味を持った方はぜひ買って使ってみてください。
「いや!三脚には安定性を求める」という方のために、私がおすすめする三脚の情報も載せておきます。

今後も、DAISOのカメラ関連アイテムをドシドシ使っていきたいと思っているので楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。