近年、商品撮影スキルの重要度が高くなっています。
というのも…
メルカリやラクマなどのネットへの商品の出品やハンドメイドが流行っているため、商品写真の質が求められ、商品撮影スキルが必要不可欠になっています。
また、経費を削減するために自社商品を自社で撮り広告などを行う企業も増えてきています。
このように重要度が増している商品撮影ですが、独学での上達はかなり難しいと思います。
そこで、商品撮影上達の手助けをしてくれる本…
それが『売上がアップする商品写真の教科書』です!
撮影前から撮影後までしっかりと手助けしてくれる一冊となっていますので、紹介していこうと思います。
◇この一冊で商品撮影の全てが分かる!『売上がアップする商品写真の教科書』
◆ポイント1:1章の目的別実践テクニックであげられているジャンルの多さ!
商品撮影は、小物・料理・人物(インタビューなど)・建物とジャンルが違えば、撮るポイントや撮る時の注意点、必要なアイテムが変わってきます。
この本では、商品撮影の大体のジャンルに対応できるように多くのジャンルの撮影テクニックが載せられています。
つまり、この一冊を、読むことで商品撮影の全てをカバーできることになるので、本当にオススメです!
◆ポイント2:商品撮影に必要な機材とアイテムが全て載っている!
カメラ関連の本で機材の紹介などは、申し訳なさそうに小さく載っていたり、多くても1ページくらいにまとめられたものがほとんどです。
この本では、しっかり1章分を使って紹介されているので、必要な機材やアイテムが全て知ることができます。
また、三脚の使い方や照明の種類、プロがプラスアルファとして使っているアイテムも載せてくれているので、他で調べなくてもこの一冊で知ることができます。
商品撮影初心者には、有難いポイントだと言えます!
◆ポイント3:商品撮影の実際の仕事の流れが載っているのでイメージしやすい!
この本の3章に、著者が実際に商品撮影を行なっている様子と流れが書かれています。
撮影テクニックを理解したとしても仕事の流れが分からなくては、なかなか不安が残るものです。
その点、この本ではお店で受けた商品撮影を著者が行なっている様子を知ることができます。
やはり、実際どのような流れで仕事をしているのかを知れれば自分がその仕事を受けた時のイメージが湧きやすいと思います。
また、仕事で商品撮影をしないという人でも、この本の3章では自社商品を撮影しいる企業の紹介もされているので、仕事ではないにしろ何処に注意して撮影してるかの知識は得ることができます。
◆ポイント4:写真編集のやり方まで載っている!
商品の写真は、撮影テクニックも必要ですが、その後の写真編集の方が重要となっています!
この本では、撮影のテクニックをしっかりと学びつつ、その後の写真編集作業を学ぶことができるのでとてもオススメです!
実際の写真編集ソフトを使い、パソコンの操作も載っているので写真編集スキルもしっかりと身につきます。
◇『売上がアップする商品写真の教科書』の基本的な情報

『売上がアップする商品写真の教科書』は、商品撮影に必要な機材の紹介から商品撮影時のテクニックと注意点、撮った商品写真のレタッチ作業まで、商品撮影の撮影前から撮影後の一連の流れを一冊にまとめた本となっています。
また、実際の商品撮影の仕事の流れも載っていますので、この一冊さえ読めばある程度商品撮影のことが分かるようになっている教科書となっています。
- 著者 やまぐち千予
- 発行人 北原浩
- 編集人 勝山俊光
- 編集 吉田寛
- 発行所 株式会社 玄光社
- 価格 2000円+税
- 全 176ページ
◇『売上がアップする商品写真の教科書』の内容構成
◆序章 撮影に必要な機材
カメラの選び方、三脚の使い方、照明の種類と特徴、その他必要なアイテムなど商品撮影に必要な機材の紹介と使い方についてまとめられた章となっています。
こちらの章を読んで機材や必要なアイテムを揃えると商品撮影を行うことができます。
商品撮影の準備の章です。
◆1章 目的別実践テクニック
商品・料理・人物・建物のシチュエーションに応じた撮影テクニックをまとめた章となっています。
商品撮影の基本的知識から学び、大体の商品撮影に対応できるよう目的別に撮影テクニックが載っています。
◆2章 訴求イメージを強調する写真編集
商品の魅力をさらに引き出す写真編集のテクニックをまとめた章となっています。
商品撮影は、商品をいかに良く見せるかにあるので写真編集で商品の訴求イメージを強調することが重要になってきます。
この本の写真編集では、フォトショップを使用し、実際のパソコン操作を学びつつ編集の技術を身につけることができる内容になっています。
◆3章 プロの仕事とネットショップの実例
自分たちで商品撮影をしているネットショップ、カメラマンに指示を出す制作会社の実例があげられた章となっています。
さらに、この本の著者の商品撮影の現場の様子も載せられています。
◆4章 撮影の基本知識
テクニックを身につけても基本知識がなくては商品撮影を上手に行うことはできません。
この章では、ピンボケ・ブレなどの注意点や焦点距離・ホワイトバランス・露出・ボケなどの基本知識を徹底的に見直す内容となっています。
◆5章 ライティングの基本知識
ライティングで商品の立体感・質感・印象を表現していきます。
こちらの章では、商品を魅力的に見せるために必要なライティングの基礎知識についてまとめた内容となっています。
商品撮影では、ライティングが最も重要と言っても過言ではないほどなので、最後にふさわしい内容の章となっています。
◇まとめ
このように『売上がアップする商品写真の教科書』を読めば、商品撮影はバッチリです!
メルカリやラクマなどのネットで出品している人、ハンドメイドを行なっている人は、売上が上がること間違いなしでしょう。
また資金に余裕がない方は、経費削減のために商品撮影のテクニックを身につけて見てはどうでしょう。
最近のカメラは高性能なので撮影知識とテクニックさえあれば、誰でもできます!
興味が湧いた方は、ぜひご検討を…
とは言いつつも、カメラマンの立場からすると複雑な気持ちではありますが…
なので私は、一般の人より一段も二段も上の撮影テクニックを身につけるべく、勉強し続けていきたいと思います。
本日もありがとうございました。
