同じ光が一つとない自然光の読み方を10人のフォトグラファーが教える一冊『自然光ポートレートの超絶レシピ』

 ポートレートを上手く撮れるようになりたいなら、光を読めるようになることが重要なポイントとなってきます。

 光の中でも自然光は、同じ光が一つとしてないため読むのが難しいものです。

 その難しい自然光を読めるようになるための本が『自然光ポートレートの超絶レシピ』です!

 10人のフォトグラファーがそれぞれの光の読み方を紹介してくれているので、難しい自然光でも読めるようになること間違いなし。

 それでは『自然光ポートレートの超絶レシピ』を紹介していきます。

◇同じ光が一つとない自然光の読み方を10人のフォトグラファーが教える一冊“自然光ポートレートの超絶レシピ”

◆ポイント1:10人それぞれ全く違うテイストの撮影テクニックを学ぶことができる!

 〇〇人のフォトグラファーによる撮影テクニックといった何人かのフォトグラファーのテクニックが集められた本は数多く存在します。

 何人かのフォトグラファーによって書かれているということは、それぞれの個性や強みが載っているものです。

 しかしそれらの多くの本では、素人目には分かりにくい違いしかなくフォトグラファーそれぞれの強みを知ることが難しいものがほとんどです。

 その点『自然光ポートレートの超絶レシピ』という本は、ドラマチックであったりノスタルジックであったりファンタジックであったりと写真を見ただけで素人でも違いが分かり、それぞれのフォトグラファーの強みを学ぶことができます。

 本当に『自然光ポートレートの超絶レシピ』に載っている10人のフォトグラファーは、全く違うテイストの写真を撮る方々なので新鮮な気持ちで楽しく学ぶことができます

 写真を撮るにあたり、強みを知り個性を伸ばすことの大切さも学ぶことができるでしょう!

◆ポイント2:Q &Aというコーナーで同じ質問を10人それぞれの答えで聞くことができる!

 “自然光ポートレートの超絶レシピ”の中に10人のフォトグラファーに同じ質問をしたQ &Aコーナーがあります。

 このコーナーでは…

  1. 好きな天気・季節・時間帯
  2. レフ板の使用頻度
  3. 自然光のコントロールの手段
  4. 太陽が真上の時の撮影法
  5. 曇りや雨での撮影について
  6. 印象に残る自然光撮影エピソード

 …の6つの質問がされています。

 どれもプロに一度は聞いて見たい質問ばかりで、それが10人それぞれ違う答えを聞けるのだから、とても魅力的なコーナーが載っている本だと言えます。

 特に太陽が真上の時や曇り、雨の悪天候時の撮影法はとても気になる質問でとても参考になるポイントです。

◆ポイント3:使ったことがないアイテムでの撮影テクニックを知ることができる!

 “自然光ポートレートの超絶レシピ”の中では、他の撮影テクニック本ではあまり載せられていないアイテムが多く出てくるので、とても勉強になります。

 例えば、オレンジカーテン・アクリル板にワセリン・ミストフィルター・ホログラムシートなど

 これらのアイテムを使った撮影テクニックを知ることで、さらに幅を広げた撮影が可能になります。

 大袈裟かもしれないですが、この本だから知ることのできるテクニックと言っても過言ではないかもしれません。

◇『自然光ポートレートの超絶レシピ』基本情報

自然光ポートレートの超絶レシピ (玄光社MOOK)

 “自然光ポートレートの超絶レシピ”は、ストロボなどの人工光をメインとしたポートレートに比べてテクニックより想像力が要求される自然光ポートレート。その自然光ポートレートを10人のフォトグラファーがそれぞれの想像力と撮影テクニックをまとめた一冊です。

  • 【発行人】北原浩
  • 【編集人】川本康
  • 【編集】吉永拓
  • 【デザイン】chichols
  • 【発行所】株式会社 玄光社
  • 【印刷/製本】シナノ印刷株式会社
  • 【価格】2000円+税

◇『自然光ポートレートの超絶レシピ』の内容の流れ

▼〔基本テクニック〕福島裕二〈屋外編〉

 人物撮影を軸に商業撮影、雑誌など多数の媒体にて活躍しているフォトグラファー福島裕二さんによる、自然光ポートレートの基本テクニック屋外編がまとめられた内容です。

 光の向き・時刻・天候と自然光ポートレートの基礎中の基礎の内容となっています。

▼〔基本テクニック〕福島裕二〈屋内編〉

 同じく福島裕二さんによる、自然光ポートレートの屋内編をまとめた内容です。

 間接光と直射光の使い分け、レフ板・LED・カーテンなどを使い、細かい光のコントロールで明暗のディテールを追い込むテクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕黒田 明臣

 国内外のコンテストや審査制サイトを中心に写真を発表、広告・雑誌を中心に幅広く活躍中のフォトグラファー黒田明臣さんによる、ガラス反射やオレンジカーテンなどを使った一風変わった撮影テクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕小林 幹幸

 様々な人の青春を撮り続ける青春フォトグラファー小林幹幸さんによる街をモデルさんと散歩する趣旨で撮ったナチュラルさいっぱいのポートレート撮影テクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕小林 修士

 ハリウッドの俳優や監督などの撮影や雑誌・CDジャケット・広告等を中心に活躍中の小林修士さんによる、ワセリン・ミストフィルター・クロスフィルターなどを使用した光の反射を利用した撮影テクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕HASEO

 心の闇・人間社会の闇を切り撮り、独自の世界観・言霊とともに写真でオリジナルストーリーを展開するフォトグラファーHASEOさんによる、絵画・CGと思わせるような自然光での創作ポートレートテクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕松原 俊和

 Web写真・ウェディングフォト・アーティスト写真など関西中心に幅広いジャンルで活躍するフォトグラファー松原俊和さんによる、新海誠・宮崎駿のアニメーションから多大な影響受け生まれた風景と人間が一体化するようなポートレートから一歩引いた構図での光の選び方がまとめられています。

▼〔応用テクニック〕浅岡 省一

 人物や商品などの広告撮影、スナップや夕景・夜景モデルを絡めた作品撮りをしているフォトグラファー浅岡省一さんによる、ドラマチックで淡いトーンで統一された自然光写真の撮影テクニックがまとめられています。

▼〔応用テクニック〕大村 祐里子

 雑誌・書籍・アーティスト写真の撮影など様々なジャンルで活躍している大村祐里子さんによるホログラムシートを使ったファンタジックな撮影テクニックと限定された場所でアーティストのイメージ写真を撮る方法についてまとめられています。

▼〔応用テクニック〕monocolors(鈴木 悠介)

 独自の世界観を持ち、ポートレートやウェディングフォト撮影を中心に活躍中の鈴木悠介による、オールドレンズを使ったノスタルジックな色調と描写で表現する撮影テクニックについてまとめられています。

▼〔応用テクニック〕河野 英喜

 株式会社エントランス代表で女性のアイドル等のグラビアや写真集などを多数手がけるフォトグラファー河野英喜さんによる、日の出や日の入り前後の光を攻略するテクニックがまとめられています。

◇まとめ

 自然光の光を読んで撮影するのは、なかなか難易度高めです。

 しかし、この“自然光ポートレートの超絶レシピ”の本を読んで10人のフォトグラファーの撮影テクニックを学びまねる事で、ポートレートが上達する事間違いなしです!

 また、10人それぞれ独創的な世界観を持ったフォトグラファーたちなので、自分の写真の表現の幅が広がる事でしょう。

 個人的には、勉強するための本というよりも感銘・刺激を受けた本だったと感じています。

 どちらかというと“自然光ポートレートの超絶レシピ”という本は、ある程度カメラを撮ってきた人に読んでほしい本だと思います。

 まだまだ自分には足りない知識や撮影テクニックがあるので、引き続き撮影テクニックの本での勉強を続けていきたいと思います。

 おすすめの本があれば随時発信していくので、今後ともよろしくお願いします。

自然光ポートレートの超絶レシピ (玄光社MOOK)

自然光ポートレートの超絶レシピ (玄光社MOOK)

福島 裕二, 黒田 明臣, 小林 幹幸, 小林 修士, HASEO, 松原 俊和(Iska), 浅岡 省一, 大村 祐里子, monocolors(鈴木 悠介), 河野 英喜, 赤山 シュウ
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