写真好きが必ず読むべき一冊!『写真好きのための法律&マナー』

 SNSを使用するのが普通となっている現在、カメラやスマートフォンで撮った写真が事件になるケースが多々あります…

 あなたの撮った写真は、本当に大丈夫ですか…?

 今後、あなたが撮った写真やこれから撮る写真でトラブルに巻き込まれないために読んでおいて欲しい本を紹介していこうと思います。

 紹介する本、それは…

写真好きのための法律&マナー』!

 この本は写真好きの方はもちろんですが、スマホで写真を撮るであろう方にも読んで欲しい一冊となっています。

 今回は、『写真好きのための法律&マナー』を章ごとの内容とともにポイントを紹介していきたいと思います。

◇写真好きが必ず読むべき一冊!『写真好きのための法律&マナー』

写真好きのための 法律&マナー (アサヒオリジナル)

◆第1章 スナップ撮影の「落とし穴」を探せ

 カメラやスマートフォンであらゆる場所の写真を撮り、SNSなどにアップする事が当然となっている現代に潜む、肖像権や著作権などの法律問題をよくある場面を例にあげて解説しています。

 取り上げられている場面の例がピンポイントで実際に自分が何気なく行なっているものばかりなので、イメージしやすく理解しやすい内容となっています。

◆第2章 この写真「アウト?セーフ?」

 実際に撮られた写真をストックフォト、写真投稿サイト、編集長、弁護士の4人の会話形式で審査する内容となっています。

 ストックフォトを代表してストックフォトサービスを行っているPIXTA、写真投稿サイトを代表して東京カメラ部と有名どころの会社目線での意見を聞く事ができ、さらにアサヒカメラ編集長、弁護士の違う目線からの意見を聞くことが出来るのでとても貴重です。

 自分の写真と重ね合わせて見てみると、とても勉強にならます。

あなたの写真は、大丈夫ですか…?

◆第3章 「盗撮冤罪」から身を守れ

 カメラの性能が、どんどん良くなることと同時に盗撮の犯罪も増えている現状にあります。

 そんな中、カメラを持っているだけで盗撮に疑われ盗撮冤罪になることも出てきています。

 盗撮冤罪をどう防ぐのかや法律自体の知識を身につけることで自分の身を守る術を教えてくれる内容となっています。

 いつどこで自分に合うか分からないことなので、是非とも読んでおきたい内容です!

◆第4章 肖像権と盗撮

 肖像権や盗撮に敏感になっているからこそおこるSNSの炎上。

 そこまでいかないまでも撮影に対して萎縮してしまっている現状が見られます。

 そのほとんどが法律や条例の誤った理解と知識の無さからきているものです。

 この章は、実例をもとに誤った理解の払拭と法律や条例の知識を入れるための内容となっています。

 元刑事の目線や写真家の経験などが載せられているのでとても深い内容になっています。

◆第5章 肖像権問題より深刻な顔写真=個人情報という危うい話

 肖像権も大きな問題となっていますが、顔写真が個人情報であるという問題がより深刻さを増しているのが実情です。

 そんな深刻な顔写真=個人情報という事によって起こった事例とその影響について取りあげ、個人情報の正しい知識をしっかりと身につけるための章となっています。

 顔写真=個人情報という問題で起こっている影響は、意外と近くで起こっていることを知ることになると思います。

 自分でも思い当たる節があることでしょう…

 この章で正しい知識に直していきましょう

◆第6章 まとめサイト問題から考える「SNS時代の著作権」

 インターネット上の「まとめサイト」や写真の無断使用のような著作権に関する問題が社会問題となっています。

 この章では、正しい著作権の知識と著作権を犯さない方法について書かれています。

 著作権を表でまとめられていたり、どこからが写真の無断使用なのかの境界線がまとめられているので、写真の使用時の役に立つ章となっています。

◆第7章 写真の無断使用「被害と交渉」の現実

 写真の無断使用による実例と被害、無断使用者にならないための交渉例がまとめられた章となっています。

 実際に自分が他者の写真を使用しなければならなくなった場合の交渉の時に役立つ内容となっています。

◆第8章 写真の無断使用が止まらないまとめサイト「法律の壁」

 写真の無断使用を見つけた場合は、ブログやサイトの運営者へ連絡し、画像の削除などの対策をしてもらうものです。

 しかし、「プロバイダ責任制限法」という法律があるまとめサイトだとスムーズに事が進まないことが多いのが現実です。

 その時の対処法が書かれた章となっています。

 写真好きでインターネット上に写真を投稿している人は、まとめサイトに無断使用される可能性が少なからずあります。

 その時のための予備知識としては、為になる内容です。

◆第9章 削除要請&損害賠償請求 超実践マニュアル「完全版」

 写真の無断使用の被害を受けた際の対策を実際マニュアル形式で解説された章です。

 損害賠償請求書やメールでの削除や使用料の求め方、内容証明郵便の書き方の詳細が事細かく説明されています。

 実際の請求書のテンプレートが1ページ丸々使って載せてありますので、それを見ながら書くと誰でも書けるようになっています。

◆第10章 あなたの「常識」はどこまで通用するか?肖像権・著作権ほかQ&Aドリル

 これまでの章で取り上げられたきた肖像権、著作権についてをQ&A形式で学び直す章となっています。

 実際の写真やよくある場面のイラストと共にQ&A形式で学べるので簡単にイメージでき理解もしやすい章です。

◆第11章 著作権が奪われる!こんな募集要項には要注意

 写真の撮影技術が身についてきたら、フォトコンテストなどで腕試しをしたくなる人も多くいるでしょう…

 そんな、フォトコンテストの中には自分の写真の著作権が奪われる可能性のあるものがあります。

 著作権を奪われた写真は、自分で撮った写真にも関わらず使用できなくなってしまいます。

 そんな事がないようにこの章では、フォトコンテストの注意するべき募集要項の内容についてまとめられた章です。

 フォトコンテストを試してみたいと思っている方や現にフォトコンテストに応募している方には、読んで欲しい内容となっています。

◆第12章 「風景・野鳥撮影」のマナーを考える

 人気の撮影スポットでは、マナー違反によるトラブルが問題となっています。

 この章では、実際のトラブル事例を取りあげ、マナーの見直しを促す内容となっています。

 実際に起こっているトラブルを知ることで自分のマナーによる影響などを考え直す事ができます。

◆第13章 撮影マナーの向上を目指す 北海道美瑛町の挑戦

 撮影マナーの悪さにより被害を受けている観光地のマナー向上の取り組みを促す章となっています。

 この章では、人気観光地の北海道美瑛町を取りあげ撮影マナーによる被害の実例とマナー向上に向けた取り組みをまとめた内容となっています。

 北海道美瑛町だけでなく、各地の観光地で撮影マナーによる被害は受けています。

 「自分の近くの観光地ではどうなのか?」「自分の撮影マナーは大丈夫か?」についてもう一度考え直すきっかけをくれると思います。

◆第14章 嫌われない「撮り鉄」になるために!

 鉄道をとる人の中に悪質な撮影を行い、事故や事件になるケースがあります。

 そのせいもあり、「撮り鉄」の印象が悪くなっているのが現状です。

 この章では、どうすれば嫌われない「撮り鉄」になる事ができるかを考える内容となっています。

 こちらでは、「撮り鉄」だけが取り上げられていますがその他の撮影でも同じ事が言えるでしょう。

 カメラ好きとしてどうしていくべきかこの章を読んで考えていって欲しいです。

◇『写真好きのための法律&マナー』の基本的情報

 『写真好きのための法律&マナー』は、写真を撮る上でついてくる肖像権や著作権などの法律について実例を交えて解説された本となっています。ほとんどの人がSNSを利用する現在では、読まなくてはいけない一冊と言ってもいいでしょう!新聞社が書いているので雑誌みたいな構成になっているのが特徴です。

  • 著者 アサヒカメラ編集部 𠮷川明子
  • 出版 朝日新聞
  • 価格 1200円+税
  • 全 98ページ

◇まとめ

 写真好きである以上、今後も写真を撮り続けていきたいというのが本心でしょう!

 そうすると、必然的に肖像権や著作権などの法律の問題がつきものです。

 しっかりと正しい知識を身につけてトラブルに巻き込まれないようにしていきたいものです…

 また、写真を撮る上での撮影マナーももう一度見直していく必要があるでしょう。

 そのためにも、今回紹介した『写真好きのための法律&マナー』は、ほんとに読んで欲しい一冊です。

 是非、ご検討下さい…!

 これからも、カメラ好きの為にためになる本をバンバン紹介していきたいと思っていますのでよろしくお願いします!

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