にしのあきひろさんの絵本『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』を読んでレビューしてみた!

 お笑い芸人でありながら絵本作家として活躍している西野亮廣さん…

 その西野亮廣さんが出した絵本『えんとつ町のプペル』は、絵本という形に止まらず映画やミュージカルなどと形を変化えて世界中に届けられています。

 そして、『えんとつ町のプペル』に引き続き発売されたのが…

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』!

 私は、この絵本の発売をまだかまだかと待ち望んでいました。

 実際に内容を読んでみると、西野亮廣さんらしさを感じつつ『えんとつ町のプペル』の時とは少し違う観点からのメッセージが込められたとても素晴らしい作品だと思いました。

 この感動を自分だけに留めておくのは勿体ないと感じ、是非とも皆さんと共有したいと思いブログに取り上げることにしました。

 今回は、『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』の要約・ココが凄い・自分の考察という流れで進めていきます。

◇要約

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、“キングコング”というお笑い芸人でありながら絵本作家、オンラインサロン経営など様々な場所で活躍している西野亮廣さんによって作られた絵本です。

 あらすじは…

 かつて、煙に覆われていた町を一人の少年とゴミ人間によって空から煙が消した出来事(『えんとつ町のプペル』)の数年後の物語…

 生まれつきモンスターであることで自分に自信を持てないでいる“マルコ”と父に婚約を決められそれに対して自分の意思を伝えれずいる“ララ”の2人が出会います。

 2人は互いに成長し合って、それぞれが抱えていた悩みに立ち向かっていきます。

 その中で、2人の間には愛が生まれました。

 しかし、その状況が気に食わなかったララの婚約者がマルコに罠をかけてマルコとララは離れ離れに…

 そこから時が経ち、ある時マルコはララへの愛を花火という形で伝えます。

 それがきっかけで、えんとつ町に夏がくると花火が打ち上げられるようになったのです。

 その花火には、「今もあなたを愛しています」という想いがのせられているのです。

『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、それぞれが抱えている悩みに立ち向かう勇気愛の大切さが描かれたストーリーとなっています。

◇ココが凄い!

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』の凄いと思った点は、たくさんあったのですが特にココが凄い!と感じたことを大きく3つご紹介します。

《『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』のココが凄い!》

  1. 表現の凄さ
  2. ページ数の多さ
  3. はなから世界に向けて作られている

1、表現の凄さ!

 西野亮廣さんの絵本作品は、多くの人と資金をかけて作られています。

 そのため、絵のクオリティやデザインの素晴らしさは目を見張るものがあります。

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』も、他の作品以上に絵の素晴らしさが際立っていました。

 しかし、今回の作品は絵の素晴らしさ以上に表現の凄さも感じることができました。

 一番印象的だったのが、突如町に花火が打ち上がりそれに気づいた“ララ”が振り向いたシーンが文字なし2ページに渡り描かれているところには衝撃と感動を受けました!

 絵本ではあまり見られない漫画のような表現と規則性を持って構成されていたページ割にいきなりこの2ページが飛び込んでくるインパクトは凄まじいものがありました。

 このページは、本当に皆さんに見てもらいたいと思いました。

2、ページ数の多さ

 絵本というのは、せいぜい数ページから数十ページですが、この『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、約100ページ近くあります。

 ほとんど、本を読んでいると言っても過言ではありません…

 しかし、そのページの多さを感じさせない物語の展開と絵のクオリティには驚かされるものがあります。

 また、ページが多いことによって絵本の内容の深みを増すことができるのです。

 このページ数の多さは、西野亮廣さんが作る絵本の凄い部分の一つと言えるでしょう!

3、はなから世界に向けて作られている

 絵本の多くは、日本語のみのものが多いです。

 その点『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、日本語の文章の下に英語で訳された文章が載せられています。

 ここで分かる通り、初めから日本向けだけに作られておらず世界に向けて作られているのが分かります。

 絵本を作る段階で、物語を考えるだけでなくどこまで届けるかまで考えている点は、本当に凄いポイントだと思います。

◇考察

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』を読んで、私が思うこの絵本のメッセージについて考察していきます。

 私は、大きく3つのことをメッセージとして伝えてくれているのではないかと考えています。

《『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』が伝えたいメッセージ》

  1. どんな人にも活躍の場がある
  2. 自分の悩みを解消するのは自分の行動次第
  3. 家族・恋人・仲間を大切に

1、どんな人にも活躍の場がある

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』の主人公マルコは、以前炭鉱夫として働いていたのですが町に煙を出さないために鉱山が閉鎖になり職を失ってしまいました。

 モンスターであるマルコは、なかなか再就職が見つかりませんでした。

 そんな中で見つけたのが、たくさんの観客の前でモンスターがパフォーマンスをする『天才万博』という場所でした。

 マルコはこの『天才万博』で、自分の特技を活かして観客をわかすことが出来たのです。

 つまり、モンスターのマルコにも活躍する場所があったのです。

 世の中には、「自分には何もない」と思っている人や「自分なんて」と自分をさげすんでいる人が多くいます。

 しかし、そんな人たちにも特技がありマルコのようにその特技を活かすことができる場所は必ずあるのです。

 このように『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、「モンスターだから」と諦めるのでなく「モンスターだから」出来ることに目を向け自分の特技が活かせる場所を探し続ければ、きっとその場所を見つけることができるということを教えてくれているのだと私は思いました。

2、自分の悩みを解消するのは自分の行動次第

 みんな、大なり小なりそれぞれ悩みを持っているものです。

 その悩みを解消するのは、結局自分の行動次第なのです。

 マルコは、自分がモンスターであることで自分に自信を持てずにいたのですが、モンスターであるという運命を受け入れ自分ができることを一生懸命やることで自分に自信を持つことができるようになりました。

 またララは、父に婚約者を決められ自分の想いに蓋をしていたのですが、勇気を出して父に「自分の幸せは自分で決める」という想いをぶつけることで状況を変えることが出来ました。

 このように、自分の悩みは自分の行動で解消できるものだということを『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、伝えたいのだと思いました。

3、家族・恋人・仲間を大切に

 自分の悩みを解消するのは自分の行動次第と書かせていただきましたが、その過程に家族・恋人・仲間の助けがあっても良いのです。

 この『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』でも悩みに向き合うことが出来たのは、マルコにはララがいたから…ララにはマルコがいたからと言えます。

 皆さんにも家族・恋人・仲間の存在があって助けられたという経験は少なからずあると思います。

 やはり家族・恋人・仲間は、なくてはならない存在なのです。

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、もう一度そのことについて考え直すきっかけを与えてくれているのだと思います。

 そんな家族・恋人・仲間も、いつまでもいると思っていけません。

 家族・恋人・仲間を今一度大切にしましょう!

◇簡易情報

  • 【タイトル】『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』
  • 【著者】にしのあきひろ
  • 【発行人】見城徹
  • 【編集人】舘野晴彦
  • 【編集者】袖山満一子
  • 【発行所】株式会社 幻冬舎
  • 【印刷・製本所】図書印刷株式会社
  • 【ページ数】96ページ
  • 【価格】2000円+税

◇まとめ

 『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』は、絵本とは言い難いほどのクオリティで内容もとても感動的なものでした。

 発売を待って買って正解だったと思っています。

 果たして西野亮廣さんは、次回どんな絵本を出してくれるのかすごく楽しみです!

 また、『みにくいマルコ〜えんとつ町に咲いた花〜』も『えんとつ町プペル』のように映画化されるのかもワクワクする部分ですね。

 今後の西野亮廣さんの活動と活躍に目が離せません!

みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~

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